ママのひとりごと

みなさんは、座敷わらしをご存知でしょうか?
お客さんに、オヤジが「うちには座敷わらしがいる」と、言い出すようになったのです。
それというのも、当館は、冬はインカレ、国体、全中、夏はサッカーなど数多くの大会、合宿などにご利用いただいております。
宿泊チームが結構な確率で勝つのです。おかげさまで監督・コーチなどから、相性が良い、縁起が良い、など結構指名して下さり、
リピター率が高いのです。そこでオヤジ調子に乗り、座敷わらしなどと・・。だだ当館の座敷わらし君は、パワーはあまり強くないらしく大きな奇跡は起こしません。希に起こします。ただ勝率は非常に良いです。
そんないい加減な発言も、オヤジ曰く「選手のモチベーションを
上げるためにも、有効なのだ」と言って正当化しておりました。
そんな折、悲劇は起きました。
小学生のサッカー合宿の時のことです。夜遅くまで騒いでいた部屋があり、「子供達寝ないと座敷わらし出るぞ」と脅かし、部屋のエアコンを消したらしいのです(オン・オフは集中管理できるのです)。子供がつけると、オーナーが消すの繰り返し、しばらくして部屋に行くと、一つのベットに二人で抱き合ってっ寝ていたそうです(^O^)。
翌年同じチームが来ました。玄関に入るやいなや、子供達が「お化けm(-_-m)〜 ウラメシヤー出る宿だ」と言っているではありませんか。
じぇじぇじぇなんてこった〜。お化けと、座敷わらしでは、悪魔と天使、商売繁盛と宿や倒産、ぐらい違うではないか。
今の時代、ツィッター、ライン、子供達〜親拡散したらどうしよう(;´Д`)。
オヤジ深く反省。しかもあることをすると、逆にかなりの確率で負けることも判明。
最近あまり言わなくなりました。いちいち言うのが面倒になったみたいです。一言で言うと飽きたらしいのです。真意のほどは、是非お泊りになってお確かめ下さい。(全日本スキー技術選で、佐藤麻子さんが今回1位になったらしいです。
「親父さんの言ったのは本当かもしれない」と言われオヤジ絶好調でした)
風水で言うと、黄色は勝負ごとに良い色とされています。当館の外壁が黄色なので、座敷わらしより、風水の方の力だと、私は思っています。
 


数年前、オーナーは数人のお客様とカウンターで飲んでる時、スキーのライセンスは?と聞かれたのでした。その時に、ゴールドメダルと胸をはって答えたそうです。
確かに嘘ではないのですが(SIAメダル検定と書いてあるのですから)…それから3日後、二人の女性から尊敬のまなざしで「得意な種目は?」と聞かれ、「なぜ?」と聞いたら、昨日のお客さんに、ここのオーナーは昔オリンピックで金メダルを取った人だと、聞いたそうなのです。
彼はいつの間にか、オリンピックのゴールドメダリストになっていたのでした。しかも彼はそれを否定も肯定もしなかったそうなのです。安比で金メダルをとったのは、安比スキー場の三方礼一さんであり、けっして一ペンションのしょぼくれたオヤジなどではありません。
そんな調子もんの親父が、先日ついになにを思ったのか、大変な事をしでかしてしまいました。
それは、ある名前をきくと誰でもわかる某、○○の部長職のお客様がご来館下さるのですが、その方は、大変温厚な方で、お話も上手なのです。オーナーと一緒に滑った際の、彼の滑りを絶賛したのでした。みんなで飲んでいて酔いも手伝って、古畑任三郎の今泉君を思ったそうなのです。おでこにデコパッチンがしたいと思ったそうなのです。
ふと、そう思うとなんとなく気になって、どうしてもしたくなったそうなのです。それでもペンション暦18年そんなことは許されるはずもありません。でもしたい‥。天使と悪魔が戦っているときに、ふと悪魔が、アントニオ猪木はビンタだし‥(意味不明) デコパッチンぐらい‥でもお客様が激怒したら、HOTELの高島忠夫のお姉さん一大事です。フジテレビのはるちゃんのドラマのような事になるのは、必至です。でもアホな彼はしちゃったらしいのです。Aさんごめんなさい!
でもなにもドラマのようなことにはならず、酒宴は終わりました。(本人はドキドキだったそうです。だったらやるな!)
お客さん、バイト君で大貧民をやり、罰ゲームで本当に女の子の顔に落書きはするし…不景気の影響で完全に壊れてしまいました。
もう俺には何も怖いものはないと居直る始末です。


だいぶ前に放映された、”ビーチボーイズ”というドラマを覚えていますか?反町や竹之内や広末やマイク真木が出ていたあのドラマ…
その中でマイク真木が演じていた役処に、えらく感動したオーナーは、勝手に”マウンテンボーイズ”を結成。バイト君たちを反町や竹之内に置き換え、一人悦に浸っていました。「俺もマイク真木の様な最期に憧れるな」と、口癖の様に言っていました。
そんなある日、マイク真木になりきったオーナーは、ボードを片手に雪山に行った、までは良かったのですが、足を骨折して帰ってきてしまいました。多額の保険金はどうしてくれるのだ!45日間もシーズン中に入院…間抜けです。呆れて怒る気にもならなかったあの日の事を、”ふ”と思い出してしまいました。
バカが付くほど、雪山を愛し、スキー・スノボーを愛するオーナーです。




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